中間管理職

よく出てくるピーコ監督批判なんですが・・・

監督業ってのはそのチームに合ったコンセプトを作りコーチとか他のスタッフさんに仕事を与える訳ですよね。（ですから某日米語どちらも上手くつかえない方が平気で出来るわけであります。
ピーコみたいに

「先発が打たれた〜！！酒井を出せ！！次は左打者だから西川を使う。逆転されたらニューマン、リードしてたら玉木だ〜！！」

とかブルペンが足らねえよ！ってツッコミが入るような采配をしなくても北別府に

「監督、本日は澤崎の肩が出来上がっておりますのでお気の済むまで鶴田を投げさせてくださいませ。」

なんてレストランのオマカセメニューのような采配を楽しんでいただいたほうがチームの為でもあるのです。

さて適材適所の話なんですけど、多分作り話のような気もしますが・・・

ある豪華客船が沈没すると言う事態に陥った時に船長を始めとする船のスタッフが避難の順番を決めていたそうです。

老人→子供→女→男の順番に船から脱出させようと決まったのですが、普通に説明したのでは余計な混乱を巻き起こす可能性があります。そこで・・・

超豪華客船でしたから世界各国から色んな方が船に乗っていました。スタッフの一人が各国代表の方に一人ずつ避難の順番を伝えていきました。説明が終わって最後に一言ずつ言葉を加えていきました。

英国代表の人に
「そうすることが紳士の道です。」
ドイツ代表の人に
「それが規律です。」
スペイン代表の人に
「それが英雄のすることです。」

国々の人の心を揺さぶる言葉をかけていったわけですな。
そして日本代表の人に
「皆さんそうされてますので・・・」

・・・納得・・・